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ログリーとつながるメディア
2019年03月22日
桐本 絵梨花
導入事例

テレビとネット、それぞれの媒体特性を活かしたニュースメディアの伝え方

みなさんこんにちは、ログリーのえりりーこと社長室の桐本です。

桐本 絵梨花 Erika Kirimoto
社長室
アルコール・エバンジェリストの称号を持つ、感情の起伏激しい系なポジティブガール。
ログリーのえりりーを広める活動をしていたら、いつのまにかナノ・インフルエンサーになってました。

 

先日、パブリッシャー向けのログリー主催イベント “NEURON” を開催し、当日ご登壇いただいたみなさまには「Webサイトリニューアル成功の秘訣」について語っていただきました。

今回は、メディアイベント登壇者インタビューの第1弾をお届けします!
株式会社フジテレビジョンで系列27局とともに運営されている「FNN.jpプライムオンライン」のチーフビジョナリスト清水俊宏さんに、弊社の榎並とともにインタビューしてみました!

榎並 敬寛 Takahiro Enami
メディア・ソリューション部
週末のフットサルとサッカー観戦を生きがいにしているアラサー男子。
多数の著名人に似ていると言われいじられる日々。社内のムードメーカー的存在として活躍(?)しています。



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清水 俊宏 Toshihiro Shimizu
株式会社フジテレビジョン
フジテレビ総合事業局(コンテンツ事業室所属、VR事業部・報道局兼務)
FNN.jp チーフビジョナリスト



桐本:「清水さん、今日はよろしくお願いします! まずは簡単に所属部署と業務内容について教えてください!」

清水 俊宏さん(以下、清水):「よろしくお願いします!
所属はフジテレビ総合事業局(コンテンツ事業室所属、VR事業部・報道局兼務)で、FNN.jp チーフビジョナリストをしています」

桐本:「チーフビジョナリストってめちゃめちゃかっこいい響きですね……! 具体的にはどのようなことをされているんですか?」

清水:「事業戦略のビジョンをつくり、社内外に広く伝えていくこと。そして、ビジョンに向かって進んでいるかを常に確認し、夢を実現すること。……具体的ではないですかね??」

桐本:「いえ、充分伝わりました!! 組織になくてはならない存在ですね!」

榎並:「これまでの経歴についても教えてください!」

清水:「2002年にフジテレビに新卒入社し、当初は記者や報道番組のプロデューサー、ディレクター、演出などをしていました。
流れとしては、新報道2001という番組のディレクター→FNNスーパーニュースの演出→ニュースJAPANのプロデューサーなど。差し込みで、東日本大震災の特番や選挙特番のプロデューサー、演出なども行っていました」


榎並:「当初は制作部門にいらっしゃったんですね!」


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制作サイドから未知なるデジタルサイドへ

清水:「そうなんです。『テレビ局ももっとデジタルに振り切っていかないといけないよね』という上司からの無茶振りを受け、2015年4月にホウドウキョクというメディアの立ち上げを行ったことをきっかけにデジタル業界に足を踏み入れました。当初は24時間のニュース番組というコンテンツ制作を行っていたのですが、そのサービスが終了してしまい、『果たして我々は24時間コンテンツの制作をし続けていくべきなのだろうか?』と根源的なところに立ち返りました。ネットビジネスをやっていく上で、そして私の中で、その当時は24時間コンテンツはどう考えても費用対効果が悪すぎるという結論に至り、短尺動画やテキストコンテンツもつくっていくことになりました。著名な海外企業の状況視察のために海外出張にも積極的に行かせてもらって、VRなども含めて『もっとこういうことをやっていけばいいんじゃないか』というアイデアを盛り込み、ホウドウキョクのリニューアルを行いました」

桐本:「ネットでニュースを見るユーザーに届きやすいコンテンツづくりを意識されたんですね!」

清水:「はい。『質』と『ターゲット』を重視したコンテンツづくりですね。結果、大変ありがたいことにものすごく伸びていき、各所からご評価をいただけるまでに成長しました。」

桐本:「すごい!!!!!!」

清水:「実は、ホウドウキョクってフジテレビがやってるサービスだったんです。フジテレビって認知していただいている方は非常に多いのですが、基本的には首都圏に向けたサービスです。
そのホウドウキョクとは別に、全国向けであるフジニュースネットワークが運営しているFNN-news.comというサービスがまた別であったんです。本来はこちらをなんとかしなければならないのに、ホウドウキョクだけが伸びていっていた状況で……。
当時のFNN-news.comは、『量』と『スピード』を重視しており、なかなかサービスを新しくしようという動きがなかったんですね。テレビの二次利用や再放送がほとんどで(もちろん一部はあったのですが)オリジナルコンテンツをつくろうという考えがあまりなく、基本的にはオウンドメディアの発想で運営していました。
そこで、成功したホウドウキョクでのノウハウをFNN-news.comにも活かそうということになって、私は新サービスのチーフビジョナリストの役割を担い、2018年4月に今のFNN.jpプライムオンラインが完成しました」

桐本:「清水さん、大活躍!! 新卒入社からずっとフジテレビ所属とのことですが、同じ会社でそれだけさまざまなことを経験できると業務内容の幅が増えますね」

清水:「そうなんですよ。部署としては報道局→総合事業局で、報道局はほとんどが新卒入社なのですが、総合事業局は中途入社の割合が高いんです。いろんなことを経験してきた人たちと一緒に仕事をすることで、ノウハウを共有できたことが自身の成長の糧となりました」

桐本:「一つのことを極めることももちろん大事ですが、さまざまな経験ができるほうが成長できますもんね!
ちなみに、制作サイドからデジタルにシフトされて、よかったなと思うところはありますか?」


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「ネットだからできること」がたくさんある

清水:「大きく2つあると考えておりまして、
①テレビだと仮説・検証がしにくいが、ネットだと比較的行いやすい
②テレビだと基本的には動画コンテンツのみだが、ネットだとネットでしか配信できないコンテンツや表現手法がある
この2点です。
特に②については、テレビニュースは配信できる枠が放送時間の関係上、どうしても限られてしまっているため、伝えたいニュースをすべて伝えられないことがよくあります」

桐本:「あぁ、もしかして、緊急速報や飛び込みのニュースがあった場合、本来放送されるはずだったコンテンツがお蔵入りとなってしまう……?」

清水:「残念ながらそうなんです……!悲しいですよね」

桐本:「みなさんの努力の結晶が……」

清水:「でも、ネットであればテキスト記事や短尺動画はもちろんのこと、ライブ配信やインフォグラフィック、VR動画などオリジナルコンテンツの配信ができるんです!」

榎並:「まさに、ホウドウキョクでの取り組み内容ですね!」

清水:「そうなんです! これがFNN.jpプライムオンラインのリニューアルのカギにもなったわけです」

桐本:「もともとあったFNN-news.comは『量』と『スピード』を重視、ホウドウキョクでは『質』と『ターゲット』を重視。そして、FNN-news.comで得た知見とホウドウキョクで培ったノウハウのいいとこどりをしたのがFNN.jpプライムオンライン、といったところでしょうか」

清水:「まさにそのとおりです!
今やFNN.jpプライムオンラインは、リニューアルにあたって当初掲げていたミッション『テレビニュースとの新しい付き合い方』ができるメディアへと成長しています。先ほど申し上げた通り、テキストや動画コンテンツだけでなく、インフォグラフィックやVRなど、テレビでは伝えられないコンテンツをユーザーに届けられるように日々意識して制作・配信しています。そうすることで、テレビ表現にも良い影響を与えることができます」


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国民的ニュースメディアが考える、今後の構想とは

桐本:「今後の構想について、こっそり教えてください!」

清水:「FNN.jpプライムオンラインへのリニューアル後、新規ユーザー獲得はもちろんですが、ロイヤルユーザーもどんどん増やしていきたいという思いを強くしています。実は、FNN.jpプライムオンラインの立ち上げ構想が出た頃、ロイヤルユーザー獲得の必要性を私の中で考えていて、そこでちょうどログリーさんと出会いまして(笑)」

桐本:「タイミングがよかったこと、大変嬉しく思います(笑)
FNN.jpプライムオンラインでは、レコメンドウィジェットだけでなく、分析ツールであるLoyalfarmも活用いただいてますもんね」

清水:「他社さんの分析ツールと併せて活用し、他社データも含めてサイト改善につなげています。
PVに縛られすぎてしまうとなかなかしんどいですが、ロイヤルユーザーの動きなどを社内で説明できるので説得材料になりますね。また、このようなデータを用いてオーディエンス開発を行い、ユーザーが求めているものは何なのかを知るようにしています。
今後、このようなことはさらに強化していきたいです!」

榎並:「さらなるお力添えができるよう、LOGLY liftだけでなくLoyalfarmもどんどんアップデートしていきます!」


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清水さん、ありがとうございました! 今後ともよろしくお願いいたします!

著者紹介
桐本 絵梨花
ログリーのえりりーです。芸能→アパレル(店長)→アパレル(プレス)→広告営業(対メディア)→新規事業企画と、経歴は異色です。